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小松島支局 松村万由子

支局記者として
 支局こそ、地方紙の醍醐味(だいごみ)。県南の1市2町を担当する小松島支局に赴任し、そう実感する毎日です。赴任して間もなく、東京から勝浦町に移住した20代の夫婦が農家民宿を始めようと自ら改修を進めていると聞きました。「町内外の人が交流できる場が少ない。じゃあ、自分たちで作っちゃおうって」。2人のユニークな取り組みを記事で紹介するだけでなく、ほんの少しですが改修作業にも関わり、壁を塗ったり、床を張ったりしました。町を盛り上げようと奮闘する2人を応援したい、と心から思ったのです。
 支局記者は、第三者としての視点も持ちながら、地域の一員として暮らしています。地域を良くする取り組みがあれば精いっぱい後押しして、間違った方向に向かっていると感じたら指摘するのが役目です。若手でも支局に行けば、1人で担当を持つことがあり、やりがいを感じる瞬間は多いです。

これからの時代の新聞
「なんか新聞ってダサいんですよね」。1年目に担当した若者向け紙面「ニチヤン」の取材中、高校生に言われて落ち込んだことがあります。新聞の購読者は高齢者が中心で、多くの若者は読んでいないのが現状です。ニュースアプリやSNSで得られる情報で事足りるのであれば、このように感じることもあるでしょう。
とはいえ、地方紙の厚い取材網は、どのメディアにも負けてはいません。むしろ「信用」という意味においては他のメディアより高いと思います。検索サイトで皆さんが知り得る国内情報には、新聞社から配信された情報が非常に多く含まれます。その強みを生かしながら、新しい手法を取り入れ、時代に合ったニュースセンスを磨きつつ、地域に、暮らしに役立つ情報をこれからも発信していきたいと思います。どうすれば新聞が面白く、手に取りたいものになるのか、これからの時代の新聞を一緒に作っていきましょう。

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