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牟岐支局 濱岡幸宏

徳島新聞では県内各地に支局を設けており、そこで働く記者たちは管轄の市町村で起きたことの全てを取材します。行政の新しい施策や市民団体の活動、地域の祭りや珍しい生物の目撃情報など、取材対象は多岐にわたります。記者の元に直接来てネタを提供してくれる人もいますが、ほとんどのニュースは自分で町中を歩き回って見つけます。役場の職員や住民のところへ定期的に足を運び、「何かないですか」と尋ねるのが日々の仕事です。
支局員はその市町村を担当する唯一の記者とあって、仕事を続けていると徐々に町のことが詳しくなり、住民たちにも顔と名前を覚えてもらえます。私は2016年4月から牟岐支局に配属され、当時は住民から徳島新聞の記者なので「とくしんさん」と呼ばれていました。何となくよそよそしい感じがして気になっていたのですが、半年ほどたつと多くの人たちから「濱岡さん」と声を掛けてもらえるようになりました。毎日顔を合わせたり、紙面に署名記事が載ったりすることで、少しずつ住民たちから受け入れてもらえたのです。ささいなことですが、少しずつ町に溶け込んでいく感覚に支局記者のやりがいが詰まっていると感じます。
管轄する自治体は財政や迷惑施設、防災対策、過疎化などそれぞれ何かしらの問題や課題を抱えています。支局記者はそういったことの問題提起や課題解決、現状などを記事にすることが求められています。場合によっては報道した内容が誰かの不利益になり、他人から嫌われることがよくある職業です。ですが、「自分の住む町で何が起きているのか」を正確に伝えるのはとても大事なことですし、そんな仕事ができていることに誇りを感じます。
皆さんは新聞やテレビ、ネットで「へー、知らなかった」「そんな悪いやつがいたのか」「これ面白そうだなあ」とか、ニュースを見てそんな感想を持ったことはありませんか。自分が知った情報に対して、たくさんの人が興味や関心を持ってくれたら、記者として最高の喜びです。そんな仕事に興味があれば、ぜひ一緒に働いてみませんか。

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